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県庁地下駐車場でPFOS含む泡消火剤が漏出

県は3カ月以上、公表していませんでした。県庁の地下駐車場で有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤が漏れ出していたことがわかりました。

県によりますと2023年6月18日の早朝、県庁の地下2階の駐車場に設置されているスプリンクラーから泡消火剤が漏れ出しました。漏れ出した原因は、スプリンクラーの老朽化による不具合でこの泡消火剤には有機フッ素化合物・PFOSが含まれていたことが県の調査で分かっています。

県庁の地下駐車場に流れ込んだ雨水などは、湧水槽に溜められ、一定程度たまると地上にくみ上げられ外部に放出される仕組みで、最終的には久茂地川につながっています。

県は、泡消火剤が漏れ出たあと、湧水槽を調査した際、残っていた水を調べたところPFOSが検出されたということです。

県は、2023年9月27日会見を開き詳細を説明するとしています。