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コロナ禍を乗り越え再建へ、新たな歴史が始まります。2023年11月開催される「首里城復興祭」を前に、琉球の歴史・文化の発信役となる「国王と王妃」が4年ぶりに選出されました。

新型コロナの影響でこれまで見送られていた首里城復興祭の国王・王妃を選出する大会が、4年ぶりの開催となり今回は、国王役に21人、王妃役に29人の応募の中から最終選考には10人が選ばれ、再建工事が進む首里城への思いを語ったり特技を披露するなど自身をPRしました。

審査では、気品や風格、所作の美しさなどが対象となりその結果、国王役に読谷村の渡嘉敷大雅さん(27)王妃役に、沖縄市のスピーナ瑛利香さん(29)が選ばれました。

選ばれた2人は、少し緊張した面持ちで国王・王妃の衣装をまとっていました。

新国王役・渡嘉敷大雅さんは「選出されことをイメージして臨んだのでイメージ通りだった。1年間全部スケジュール空けてるので、来年まで頑張ります」と述べました。

新王妃役・スピーナ瑛利香さんは「復興の後押しができるように精一杯尽力してまいります」と述べました。

新国王・王妃は、2023年11月3日の「首里城復興祭」でお披露目され、1年間、琉球の歴史・文化の発信役として首里城の復興を盛り上げます。