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地域の特産品を加工した食品はいろいろあって、その発想のユニークさには驚かされます。きょう紹介する製品もそんなひとつ。宮古島の海で採れたものを加工しています。
楚南和子さん「みっちり3時間は回す。汗ダクダクでまわさんといけん」
鍋の中の黒い液体、何だと思います?イカ墨汁???いえいえ、実はこれ、もずくなんです。
『はい、私は宮古のもずくでございます。形は見えずとも、この色は、まさにもずくでしょう。私、ひたすら煮込まれて、煮込まれてある製品に生まれ変わります』
もずくを加工しているのは宮古島市の楚南和子さん。海産物・もずくをジュースにしているのです。
楚南さん「もずくを食べて、飲んで、現代人の成人病予防に役立てばいいなあ」
『ええっジュースなの!?と思ったそこのあなた!大丈夫。黒糖やはちみつが入っていて甘い飲み物なんですよ』
「のむもずく」加工所・前泊清和さん「最初は大丈夫かと思ったけど、食べてみると意外とおいしくて好評で。びっくりしながら、(これは)いけるんじゃないかと」
でも素材の食感をなくさないようちょっとだけツブツブを残したそうです。さてさてお客さんの反応はどうでしょう。
お客さん「甘いおいしいです」「もずくはもずくってわかる。食感がおもしろい」
これがそのもずくのジュースですね。さてさて、どんな味でしょうか。
比嘉鈴代「とろみがあって、ツブツブ感が楽しめます」
三上智恵「懐かしい味と思ったら、昆布飴の風味に似ています。今までにない感じのジュースです」
もずくはミネラルが含まれていて、健康にいいといろんな食べ方をされていますが、この分だともっといろんなアイディアが生まれてきそうですね。