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16日朝早く、台湾の抗議船と巡視船あわせて10隻が尖閣諸島、魚釣島の沖で台湾漁船沈没への抗議とみられる動きを見せました。抗議船は午前８時44分に領海を出ています。第11管区海上保安本部によりますと、領海に侵入したのは台湾の抗議船、「全家福６号」と台湾の巡視船の10隻です。
午前３時50分ごろ、尖閣諸島周辺で海上保安庁の巡視船が魚釣島に向けて航行中の抗議船と巡視船３隻を発見。領海に入らないよう再三警告しましたが、午前５時50分ごろ、抗議船と巡視船が領海に侵入しました。
抗議船には10数人が乗っていて、魚釣島を時計回りに航行し、横断幕を掲げたり旗を振ったということです。６月10日の台湾船沈没に抗議したとみられます。その後、午前８時44分にすべての台湾船は領海を出ました。