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日米両政府が普天間基地の移設先として名護市辺野古で合意したことを受け、隣接する宜野座村の村議会は、15日合意撤回を求める意見書を全会一致で可決しました。

意見書では、「代替施設が辺野古に建設されれば、宜野座村の住民もこれまで以上に生命の危険と騒音の被害にさらされることは明らかで、断じて許せるものではない」と抗議。採決の結果、意見書は全会一致で可決されました。

基地対策特別委員長の当真淳議員は「近隣である名護市辺野古に基地ができると、村民の生活にかなり影響があるだろうということで」「県民の総意に反する共同声明については、反対をしていこうと」と訴えました。

意見書を可決した15日夕方にも、アメリカ海兵隊のCH46中型ヘリが悪天候を理由に宜野座村内に緊急着陸するという事態も発生していて村内では抗議の声が高まっています。