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2006年に恩納村の海から移植され、東京の水族館で育ったサンゴが、再び沖縄の海に還されることになりました。
このプロジェクトは、今年2008年の国際サンゴ礁年に合わせて東京池袋のサンシャイン国際水族館が実施しているもので、18日に東京で返還式が行われました。
この水族館では2006年に恩納村の海からサンゴを移植し、水族館の水槽で飼育してきました。そして今回、その育ったサンゴから株分けしたおよそ10株が、7月1日に恩納村の海に再び移植、還されることになったものです。
返還式では、小さな株を定着させるまでのサンゴの移植方法がビデオや水槽を使った実演で紹介されました。そしてサンゴの成長を見てきた地元・池袋の朋有小学校の児童の代表2人が「自然環境を守るため自分たちの生活を見直し、東京から恩納村の海を守ります」とメッセージを読み上げました。
7月1日の植え付けにはサンシャイン国際水族館のスタッフも加わって作業を行う予定です。