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慢性的な教員不足を解消するため教員志望の学生などを対象とした臨任教員の講習会が、現場となる学校で実施しました。

沖縄県教育庁は9月7日に沖縄市にある美原小学校で、教員を志望する学生や教員免許を取得している人で教職に就いた経験が一度もない人などを対象に、産休などで職場を長く離れる教職員の欠員を補う「臨任教員」に関する講習会を現場となる学校で初めて開きました。

授業づくりの視点を感じてもらおうと、参加者らが生徒役となって現役の教員が授業ノートに沿った黒板の活用方法や、モニターやタブレットを利用した授業の進め方などミニ授業を通じて体験しました。

参加者は「この講習を通じて教員という職業の魅力を感じるとともに学校がチームとして機能しているということを知ることが出来て、教職を目指している身としてすごく安心することができた」と話していました。

担当者は「教師に魅力を感じてもらい、学校現場で働くきっかけになってほしい」と話していました。