※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
きょう6月18日は旧暦の5月15日。五穀豊穣を祈る伝統行事「グングヮチウマチー」が糸満市で行われました。
糸満市武富では、集落に住む人たちが拝所で酒やお米を捧げて、今年の五穀豊穣を祈りました。
儀式のしきたりを記した書物は沖縄戦で失われてしまったそうですが、今も毎年カミンチュの教え通りに儀式が行われています。
線香が4つの方角に向けて供えられているのは、今帰仁、南山など各地の神に祈るため。ほかにも、一つ一つの動きに意味がこめられていて、カミンチュは集落の人々に意味を教えながら儀式を執り行っていました。
儀式を終えてカミンチュは取材に対し「子・孫たちに、自然に感謝する気持ちを忘れてはいけないよという気持ちで受け継いでいる」と語っていました。