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陸上自衛隊と沖縄県が地震に見舞われて津波にも襲われるような大規模災害を想定した訓練「美ら島レスキュー」を9月6日までに行いました。
「美ら島レスキュー」は自衛隊が2012年度から実施しているもので2019年度から那覇駐屯地の第15旅団と沖縄県が共催しています。
陸上自衛隊が那覇訓練場で公開した訓練では離島で寸断されたライフラインの復旧を想定して沖縄電力や沖縄セルラー電話の関係者らを乗せた大型輸送ヘリが着陸していました。
さらに、那覇市の奥武山公園では災害が起きた時に水を浄化したり、入浴の支援を行ったりする自衛隊の装備品が一般公開されていて第15旅団の松永旅団長が視察に訪れました。
一般の人が自衛隊の装備で設置された足湯を経験したほか、アメリカ海兵隊の関係者も視察に来ていました。
訓練は先島地域でも行われ、宮古島市の伊良部島では9月5日に自衛隊と消防がゴムボートを使って、海に漂流した人の救助などを行っていました。