続いては、沖縄のおとなり台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は、話題の新幹線や台湾のお盆の様子をご紹介します。
夏休み中、常に満席状態になる台湾新幹線では今月中旬から運行本数を増やすなど大忙し!そんななか人気キャラクターのラッピング新幹線がお目見えしました。四季の花々をあしらった外観だけではなく…
記者「可愛く塗装された荷物棚、そして座席ではピンク色のキャラクターが乗客を出迎えてくれます」
お菓子のパッケージや紙コップ、グッズにもキャラクターを使うこだわりよう。これから台湾に旅行にする人はこのかわいい新幹線に出会えるかもしれません!
僧侶がおまじないをして…大きな門が開かれました。こちらは、新竹市(しんちくし)にある城隍廟(じょうこうびょう)の「虎の門」。普段は1年中閉ざされていますが台湾のお盆が始まる旧暦の7月1日から1カ月間のみ開かれます。この門から、死者の霊が下界にやってくると考えられ近づかないよう呼びかけられていますが…訪れた人々で広場は大混雑していました。
また、宜蘭県にある川でもこの世を去った先祖へ想いを送る灯篭流しが行われ、お盆の始まりを告げる幻想的な雰囲気に包まれました。
店員「我が閻魔大王の元へよくぞ参られた!裁きを下す準備ならできておるぞ!」記者「閻魔様、メキシカンブリトーをひとつお願いします」店員「うむ、しばし待たれよ!」
地獄の扉、鬼門が開き、悪霊もやってくると考えられている旧暦の7月「鬼月(おにづき)」にちなんで開催されたのはおいしいグルメが目玉の「ゴーストマーケット」です。
顔面ペイントの子ども「僕は大きな口の妖怪!目がない、全部口だよ!鬼門が開いて出てきたんだよ」
フードコーナーでは…竹炭パウダーを使った真っ黒な唐揚げに真っ赤なビーツソースを散らしたなんとも不気味な「血みどろリゾット」、黒いパティのバーガー、お札付きのドリンクなどどのお店も、ぞわぞわするメニューで人々を楽しませていました。
ユニークな発想で開かれた地獄の扉の先には…新たなビジネスチャンスが広がっているのかもしれません。
台湾のお盆では、先祖供養とともに悪霊に取りつかれないように気を配る。民俗学の専門家によると今年の鬼月は「60年に1度の厄年。特に水に関わるイベントに注意すべき」マリンスポーツや大雨による事故・災害に注意。と呼びかけられている。