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120年ほど前に沖縄から多くの人が移民した南太平洋の島・ニューカレドニアとの交流を深めるために訪問団が出発しました。

8月31日に那覇空港を出発したのは沖縄ニューカレドニア友好協会のメンバー26人で、10日間の日程で親族を訪問するなど現地をまわる予定です。子孫や親類が中心となって2006年に設立した友好協会は、ニューカレドニアの県系人や関係者と交流を続け今回で5回目の訪問となります。

日本の7000km南にあるフランス領ニューカレドニアには、1905年ごろに鉱山労働者などとして約900人が沖縄から移り住みました。第2次大戦の時に移民1世のほとんどが強制送還されて家族が引き裂かれた歴史があります。

座安孝明会長「県人2世の方々もかなり高齢になって、その間に残念ながら亡くなられた人もいて、哀悼・慰霊の意味も込めて第5次訪問団が行くことになった」

協会のメンバーや現地の人たちも高齢化が進んでいることから、今後の交流のあり方について考える必要があるということです。