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政府が進める有事の際の国民保護について意見を交わしました。松野官房長官が8月23日に沖縄県宮古島市を訪れていて面談した座喜味市長は住民の安全確保に向けた施設整備などの必要性と財政的な支援を求めました。松野官房長官の宮古島視察は北朝鮮が8月24日から8月31日までの期間で人工衛星の打ち上げを通告しているなか行われました。座喜味市長との面談では有事の際の国民保護について意見を交わしました。
松野官房長官「住民避難について申し上げますと離島からの避難という困難性もあり、国しても地方自治体の皆様と、しっかりと協力または支援をしつつ、各施策に取り組んでいきたいと考えております」
座喜味一幸宮古島市長「安全保障関連の状況が厳しくなりつつあると認識もあります。今、国と県とが、各市町村との連携で国民保護等の図上訓練をはじめとする訓練等しっかり対応しなければならないと」
座喜味宮古島市長は国の安全保障環境が不安定で住民の安全確保が重要な課題だとして現在整備が進められている市の総合体育館の建て替えに伴い緊急避難の機能を備えるためには国の財政的な支援が必要だと訴え、要望書を手渡しました。
松野官房長官「宮古島市からは、避難施設付きの体育館への補助についてご要望をいただいていると認識しており、現在、防衛省において対応を検討しているものと承知しています。地元の要望を十分に伺い、適切に対応してまります」