※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

沖縄戦の体験を語れる人が少なくなっている昨今、若者が中心となって語り部の活動を受け継いでいこうと高校生たちが沖縄戦を伝えるワークショップを開きました。

沖縄尚学高校の地域研究部による「高校生と考える沖縄戦」と題したワークショップは、戦争体験者が年々減っていき記憶の風化が叫ばれる今、沖縄戦で負傷した兵士の看病などにあたる「白梅学徒」について学んできた生徒たちが語り部のバトンを受け継いで後世に伝えていこうと実施したものです。学生や親子連れなど33人が参加して、負傷した兵士をどうやって治療していたのか体験していました。

参加者「これを長時間やるのは厳しいと思いました。聞くだけだと伝わってこない実際体験することによってより困難な状況というイメージできて」

沖縄尚学は「戦争体験なくても沖縄戦を深く知ることで今ある平和があたり前のものではない。平和について家族と考えてもらいたい」と呼びかけました。

参加者「学徒隊でどんなつらいことや大変なことをしていたのか知れてとても良かった。今ウクライナの戦争が起こっているみたいに今後日本でも戦争が起きないように今回知ったことを生かして(いきたい)」

参加者「戦争を知らない世代にきれいに伝えてあげる。ちゃんとした情報を伝えてあげることによって平和を発信できるのではないかと思いました」