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県は8月8日、災害対策本部会議を開き台風の影響による被害状況の報告や今後の対応などについて話し合いました。

玉城知事は「(台風6号により)県内各地で甚大な被害が生じており、特に社会生活基盤の脆弱な小規模離島では生活物資の不足や停電・断水など生活に深刻な影響が生じているところです」と述べました。

8月8日県庁で開かれた、災害対策本部会議で、今回の台風による人的被害が死亡が1人、原因確認中が1人、重傷者が4人、軽傷者が64人であったことが報告されました。住宅被害は、床上浸水が6件、床下浸水が2件、半壊が4件、一部破損が10件、また、県内各地でこれまでに33件の土砂崩れが確認されました。

そして、農作物への被害が非常に大きくさとうきびではおよそ9億円、オクラやパインなども合わせるとその被害額はおよそ10億円を見込んでいます。

玉城知事は「被害状況を引き続き調査し、復旧に向け適切な対応を進める」と述べたうえで、「台風シーズンはまだ終わっていない」として県民に向け引き続き、台風への事前の備えなど被害防止に取り組むよう呼びかけました。