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2日近く暴風域の中だった本島地方。バス・モノレールが動き出し、スーパーの営業が再開するなど少しずつですが日常が戻ってきています。

船越遼太郎記者は「3日ぶりに開館した那覇空港では、手続きのため観光客などが長い列を作っています」と伝えました。

台風の影響で閉まっていた那覇空港が3日ぶりに開館し、3階のチェックインロビーには台風で影響を受けた観光客らが朝から長い行列を作っていました。カウンターのスタッフも飛行機の振り替えやキャンセル待ちなどの手続きに追われました。

札幌から来た男の子は「友達とも一緒に遊びたいし会いたいから(早く帰りたい)」と答えました。

岡山から来た女性は「きょう飛べばいいが、きょう飛ばなかったら月曜日ぐらいまで無理かなと思うと仕事のこともあるし、物資のことも心配。帰ったら野菜が食べたいですね。コンビニとかがカップラーメンとかしかなくて」と答えました。

8月3日の空の便は、本島と離島を結ぶ路線を中心に318便が欠航していておよそ4万5000人に影響が出ています。

本島を走る主要4社の路線バスは8月3日の始発から高速道路を通る一部の路線を除き、運行を再開しました。朝から出勤する人が乗り込む姿がみられました。8月1日午前10時半ごろの便を最後に運休していたモノレールは始発から運行を再開しました。

出勤する男性は「ようやくゆいレールが動いてくれたので、ようやく安心して仕事に行ける。(運行が止まってる間は)家を出ようとしてから(出勤に)1時間くらいかかってしまったので、タクシーをつかまえるまでに…」と答えました。

観光客の男性は「(通常運行に)なるべく早く戻してほしいですね、一刻も早く帰りたいので」と答えました。

沖縄都市モノレールによりますと、信号設備の不具合で、午後0時45分ごろから那覇空港・牧志間で折り返し運転をしていましたが、午後5時18分に全線の運転を再開しました。