サッカー・FC琉球はおとといY.S.C.C横浜と対戦しました。これが長いシーズンの折り返しとなる試合J2再昇格へ、落とせない試合が続いていきます。
レギュラーシーズン全38試合の半分となる19試合目をホームで迎えたFC琉球。その試合前、普段選手たちが戦っているタピック県総ひやごんスタジアムのピッチには親子連れの姿がありました。
これは、全国でも有数のグラウンド環境を誇る沖縄で芝生の管理がどのように行われているかを知ってもらうために行われた体験イベントで親子10組20人が、抜けた芝を回収したり、新しく砂を入れたりする作業を行いました。
東洋グリーン 石井洋介さん「Jリーグはみんなで支え合って作るものだと思うし、FC琉球をみんなで勝たせるために頑張れたらなというのを共有出来たらと思って、やろうという流れになった。子どもたちも親御さんも楽しそうでよかったなというのが印象的でした」
参加した小学生「石入れ中が楽しかった」
参加した小学生「楽しかったし砂が高級品だと分かったのでよかった」
参加した小学生「琉球が良いサッカーをできるように頑張りました」
そんな子どもたちも心を込めて整えたピッチの上でFC琉球が迎えたシーズン前半の最終戦は、前半2分、白井陽斗!
FC琉球 白井陽斗選手「自分に出てくるかは分からないけど、信じて入っていくしかないので信じた結果が良い形になったかなと思います」
立ち上がりで7試合ぶりに先制点を挙げます。しかし、その7分後、一瞬の隙を突かれ、追いつかれると前半26分逆転を許します。1点を追いかけるFC琉球。7勝2分け9敗で20チーム中13位と苦しむ中、もう1つの負けも許されません。
後半、ハーフライン付近でパスをカットすると、中野克哉の狙いすましたロングシュート。これで同点に追いついたFC琉球。なんとか引き分けに持ち込みました。
順位は14位となり、J2昇格となる2位以内との勝ち点差は12。是が非でも勝ち点を積み重ねることが求められるシーズン後半戦へと入っていきます。
FC琉球 喜名哲裕監督「ホームなので(勝利で)勝ち点3は取らないと行けないゲームでした。それに関しては最後の勝ち切るところがまだまだチームとしても足りないですし、もっと強度を高く勝ち点3を取りに行かないといけないと思う」「(前半戦を終えて)自分が最初に就任した時よりも選手はアグレッシブに動けていると思うし、なかなか全てを変えることはできないけど一つひとつ積み上げながらチームは成長していると思う」