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「チャーギ」と呼ばれ、沖縄に古くから伝わる建築用の樹木「イヌマキ」を首里城の修復に役立てようと7月22日に沖縄県国頭村で育樹祭が行われました。

女の子が土を掘る様子イヌマキの育樹祭には約70人のボランティアが参加して木の成長を願いながら肥料をまいたり草を刈ったりして汗を流しました。

首里城公園友の会では修復など将来的な活用を見据えて約30年にわたって6000本以上を植樹していて夏と冬の年2回、手入れをしています。前回植えたイヌマキは25cm以上伸びた苗木もあれば数cmしか育っていないものもあり育樹の難しさを感じさせました。

首里城公園友の会・高良倉吉会長「沖縄では一番シロアリに強くて風土にマッチした一番良い木がやはりイヌマキですから」「100年くらい先にはちゃんと首里城の役に立つ木になると思う」

南風原町から参加した女性「木を植える次に備えるというのは素晴らしいことだと思って、きょうそのお手伝いができるのをとてもうれしく思う頑張ります!」

浦添市から参加した女の子「ちょっとめんどくさい。だけど楽しい。もっと大きく育ってほしいと思う」

次回の育樹祭は2024年1月に行われる予定です。