※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

高速かつ大容量の通信ができる5Gのエリアを広げて沖縄県石垣島の北部における情報通信基盤の整備を進めていこうと、石垣市と通信大手など3者が連携協定を結びました。

石垣市と沖縄セルラー電話、OTNetの3者が結んだ連携協定では、沖縄本島と石垣などを結ぶ光ファイバーの海底ケーブルが整備されたことを活用して、5Gの通信エリアを拡大させることで地域の活性化につなげることを目指しています。

石垣市では島の北西部で安定して質の高いブロードバンドサービスの維持という課題を抱えていて、今回の連携協定で沖縄本島と同様の通信環境を市民に提供できるようになることが期待されています。

中山石垣市長「今後5Gのネットワークができたなかにおいては(島の北部地域は)自然環境が非常に良い所ですから、そこでワーケーションをしたり、その方が仕事できる環境であれば、移住・定住につながるかなというのも期待しています」

島内全域における5G基地局の整備について、2023年度末までに完了させることが目標に掲げられています。