※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
嘉手納基地から出る騒音の実態把握や離着陸する戦闘機の飛行経路を確認するため、基地を抱える3つの自治体による目視調査が実施されました。
嘉手納基地を抱える沖縄市・嘉手納町・北谷町が合同で行う目視調査は今回、米軍軍が7月2日から太平洋地域で実施している「ノーザンエッジ」と呼ばれる大規模演習にあわせることで外来機の飛行実態を把握する狙いもあります。
7月18日午前9時22分にはF35戦闘機が4機立て続けに飛び立つ場面があり電車が通過するガード下並みの騒音に例えられる「108dB」が計測されました。
調査が始まった午前8時から午後5時までの間に戦闘機などの離着陸やタッチアンドゴーが217回あり、90dB以上の騒音が何度も確認されました。
三連協の会長・桑江朝千夫沖縄市長「嘉手納基地周辺、北谷・嘉手納・沖縄市で(騒音の被害が)さらに広がっているように感じています。約束した飛行ルートを守るということは大事なことだし、これ以上そういった被害を食い止めていかなきゃならない」
嘉手納基地周辺では騒音被害を訴える住民の苦情が増加傾向にあって三連協は米軍への申し入れなど対応を検討していく方針です。