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めざせ甲子園!

夏の高校野球・沖縄大会は7月15日に準決勝2試合が行われ、決勝に進む2校が決まりました。

第1シードの日本ウェルネスと2022年に甲子園に出場した興南の試合は投手戦となりました。興南の先発、2年生サウスポーの田崎颯士が三振の山を築けば、準々決勝でノーヒット・ノーランを記録したウェルネスの安里幸大も粘りの投球でスコアボードにゼロを並べます。

試合が動いたのは7回でした。ウェルネスは2アウト3塁のチャンスで5番・2年生の大濱安綺が続いたストレートを見逃さず、先制タイムリーヒットを放って1点をもぎ取りました。ゲームはこのまま最終回まで進み、興南が1アウト2塁と同点のチャンスを作ります。対するウェルネスはリリーフでマウンドを託された上原律己が後続を断って初の甲子園まであと1勝としました。

決勝タイムリー・大濱安綺選手「後輩なのでどうにか(3年に)恩返しという感じで打席に入った。(手応えは)最高だった」

好リリーフ・上原律己選手「甲子園初出場を目指してあすも頑張る」

第2試合は沖縄尚学と宮古のシード校対決。沖縄尚学が初回に先制すると、最後まで優位に試合を展開して5対2で勝利。春夏連続の甲子園出場に王手をかけました。