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半年前に沖縄県の石垣島沖で座礁したまま取り残されている中国の貨物船について7月13日に現場で撤去作業が始まりました。

午前10時すぎ座礁した中国の貨物船の近くに巨大なクレーンを乗せた台船が姿をあらわしました。撤去に向けた作業が始まったことになります。

2023年1月に石垣島と西表島の間に広がる国内最大サンゴ礁海域で国立公園に指定されている「石西礁湖」で中国の貨物船が座礁して身動きが取れなくなっていました。積み荷の「ヤシガラ」が船から流出して周辺海域に堆積するなど海の環境への影響が懸念されます。

船にはアスベストが使われている部分があって船の解体を慎重に進めていかなければならないために撤去作業は来年2月ごろまでかかる見通しです。

沖縄県や撤去を行う業者は作業を続けている間、座礁した貨物船の周囲200m以内における船の航行を自粛するよう呼びかけています。