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沖縄のスポーツ選手や指導者の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」。きょうは特別編です。きょう7月7日から1週間、沖縄市ではパリオリンピックのアジア予選を来月に控えたハンドボール女子日本代表の合宿が行われます。

ハンドボールは7人でプレーします。その7ときょう7月7日の七夕をかけて愛称は「おりひめジャパン」といいます。きょう沖縄入りしたチームのみなさんと中継がつながっていますので呼んでみましょう。リポーターの花城さん!!

北國銀行をはじめ国内外のリーグで活躍する選手たちが沖縄市で合宿を行ないます。まずはVTRをご覧下さい!!

ではみなさん行きますよ、せーの!!アスリートフォーカス!!

国内外のリーグで活躍する選手たちが集まったおりひめジャパン強化合宿。来月、広島県ではパリオリンピックの本戦出場をかけたアジア予選が行われます。日本をふくめ6カ国が出場し キップはわずか1枚の厳しい戦いが待っています。

予選まであと1カ月、大切な時期ですが全国で合宿を行いながら、各地の子どもたちとの交流会なども開催ています。

アスリートフォーカス特別編 ハンドボール女子日本代表

おりひめジャパン楠本繁生(くすもと しげお)監督「もう一つの普及というのは(全国各地で)代表選手の名前を覚えてもらう自分たちでそういう活動をしていこうということで強化と普及」「(アジア予選まで)50日を切ったのでここ(沖縄)で高校生男子とのトレーニングや普及活動ということで、交流会なども用意していただいていると思うのでそれをうまく選手たちの力としてパリ五輪予選の(会場)広島に持っていけたらと思う」

沖縄市の飲食店で開かれている集まり「コザハンドボール協会」に参加している人たちです。2018年、沖縄市を中心にハンドボールに携わる教育関係者や地元企業、保護者などで立ち上げられた団体です。

大会などを行ないまずは子どもたちにハンドボールを楽しんでもらうこと。そこから県内外で活躍する選手や将来地元で指導者になれる環境づくりをしていて、すでに社会人の傍らコーチや審判をする若手選手も誕生しています。

平良圭さん「いろいろな人と関わることができて、交友関係が広がったのが一番良くて(ハンドボールを)やってきて良かったとか楽しかったと思うところ」

神里昴大さん「すごくハンドボールを楽しませてもらって。運営している自分の父(太さん)も含めてそうだが(指導者の)方々にハンドボールを教わってその人たちに恩返しを気持ちを持って関わっていけたらと」

アスリートフォーカス特別編 ハンドボール女子日本代表

創設者の1人で、沖縄市出身の神里太さんは高校の教員としてハンドボール指導の傍ら普及活動にも力を注いでいます。

コザハンドボール協会神里太さん「自分らがハンドボールを通して楽しかった、その経験を子どもたちにも伝えたい。子どもたちのために活動しようこれが一番の協会の目的」

協会をサポートする地元企業も想いは同じです。

丸松建設 棚原義隆社長「沖縄市の安慶田中学校で外部コーチとして指導をしてきて」「一緒に子どもたちとハンドボールを通じていろいろな意味で自分も成長させてもらっている」

沖縄計測 玉城幸人社長「私の息子と娘がハンドボールをやっていて、そこを応援するのがきっかけ協会があればいろいろなところからの支援や子どもたちがもっと関心を持てることをできるのではないかと」

自らを育ててくれたハンドボールを通じての子どもたち、若手の育成。その効果は広がりを見せ始めています。