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県は、訓練が「基地負担増大につながる」として、外来機の飛来制限などを求めました。

アメリカ軍の大規模演習に伴って、2023年7月から嘉手納基地に県外や海外の基地から戦闘機およそ30機が飛来する計画があることがわかりました。

演習は、アメリカ軍が太平洋地域で行う「ノーザン・エッジ」で、国内では自衛隊との共同訓練などが予定されています。これに伴って2023年7月2日から21日の間、嘉手納基地に海外の基地からF35A・ステルス戦闘機12機が、山口県の岩国基地からFA18・戦闘攻撃機12機など合わせて30機が飛来する計画があると、県は沖縄防衛局から連絡を受けました。

訓練期間中、嘉手納基地に暫定配備されているF15E戦闘機など24機は県外の自衛隊基地で訓練を行う予定ですが、嘉手納基地に飛来する外来機の方が多くなることから、騒音が激化する恐れがあります。

県は2023年6月29日に訓練が「基地負担増大につながる」として、防衛局に外来機の飛来制限などを求めました。