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今後、3回の会合を開き2023年10月をめどに提言を行うとしています。ミス沖縄として知られる沖縄観光親善大使の休止を受けて、新たな形での観光PRを検討する委員会が6月28日、那覇市内で開かれました。

一般公募などで選ばれた女性がミス沖縄として、国内外で沖縄観光のPR活動を行う沖縄観光親善大使制度は1981年から続いてきました。

ただ、運営する沖縄観光コンベンションビューローは、SNSの普及で情報発信の手法が変化したことや、ジェンダー平等の実現が提唱される社会情勢などを受けて、2023年度から事業の休止を発表しています。

OCVB・下地会長は「今の社会ニーズ・時代の流れに合った新しい大使制度と情報発信のあり方について、ぜひ忌憚のないご意見を伺いたい」とあいさつしました。

新たな形での情報発信を考えようと、きょう開かれた委員会には、県や観光関係の団体・企業などが参加し、冒頭を除いて非公開で行われました。

ビューローによりますと、6月28日の会議では委員から「設置する目的を整理したほうがよい」といった意見や「リアルの大使だけでなくバーチャルも組み合わせるといいのでは」といった声が挙がったということです。

委員会では今後、会合を3回開く予定で、2023年10月をめどに提言を行う予定です。