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故郷沖縄に関する朗読劇をライフワークとして取り組む俳優の津嘉山正種さんが、2023年6月30日からの公演を前に母校へ鑑賞券を贈呈しました。

津嘉山正種さんは2018年の「人類館」を始めとした、沖縄や沖縄戦をテーマにしたひとり語りの朗読劇を開催していて、2023年6月30日から上演される「命口説」が4作品目となります。

6月28日午後、那覇商業高校を訪れた津嘉山さんは、演劇部の後輩にもあたる3年生の生徒2人に「命口説」の鑑賞券を贈った上で「やりたいことを見つける」大切さを語りました。

津嘉山正種さんは「三度の飯を食べなくてもいいからこの仕事をしたいなという仕事を見つけていただきたい」と述べました。

チケットを受け取った演劇部の宜保美空さんは、感謝を伝えたうえで2022年、津嘉山さんの劇を観劇した際に「沖縄の苦しみを自分のことのように感じた」と感想を述べました。

2023年の津嘉山さんの朗読劇は6月30日から3日間、那覇市のタイムスホールで上演されます。