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6月23日の慰霊の日を前に、太平洋戦争の際に攻撃され沈んだ戦時遭難船舶の犠牲者を追悼する那覇市の海鳴りの像でお清め式が行われました。
戦時遭難船舶はアメリカ軍に撃沈された定期航路の船などで、県関係では少なくとも26の船で3427人が犠牲になっています。
戦時遭難船舶の犠牲者を追悼する那覇市の旭ヶ丘公園に建つ海鳴りの像では23日の慰霊祭を前に18日、像の清掃が行われました。
慰霊祭はここ数年、新型コロナウイルスの影響で自主参拝としていましたが、2023年は4年ぶりに通常開催とする予定です。今年は戦時遭難船舶で犠牲になった海軍少年航空兵の遺族から像への刻銘について問い合わせがあったといい、遺族会会長代行の大城敬人さんは「少年航空兵の遺族の方々も是非この海鳴りの像に来て、慰霊祭に参加していただきたい」呼びかけました。
戦時遭難船舶の慰霊祭は23日の午後2時からの予定です。