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慰霊の日を前に新たに沖縄戦などの犠牲者を「平和の礎」に加える追加刻銘の作業が始まりました。

「平和の礎」は国籍や軍民を問わず沖縄戦などで亡くなった人たちを追悼するとともにいつまでも平和が続いてほしいという願いを込めて戦没者の名前が刻まれていて2023年は新たに365人が追加されその総数は24万2046人になります。

本島南部の石材工場で始まった作業では空気の圧力で砂を吹き付ける機械を使って御影石の刻銘板に1mmから2mmの深さで一人ひとりの名前を慎重に刻み込んでいました。

追加される365人のうち県内は24人、県外は341人で県外の人のうち広島の296人が最も多く鹿児島沖で撃沈された「戦艦大和」の乗組員などとなっていました。