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大阪の修学旅行生が大先輩から沖縄の歴史・戦後の暮らしを学ぶ

修学旅行で沖縄を訪れている大阪の中学生たちが戦後の沖縄が歩んだ歴史について沖縄で長く暮らす大先輩たちから学びました。

大阪府にある岬中学校の3年生80人は6月12日から2泊3日の修学旅行で沖縄を訪れていて、最終日となるきょうは沖縄の歴史や生活を深く知ろうと第2の人生で学びをさらに深めようと頑張ってきたかりゆし長寿大学校の卒業生と交流しました。多くの住民を巻き込む地上戦が繰り広げられた沖縄戦の犠牲者を追悼する式典が6月23日の慰霊の日に行われることや戦後もアメリカの統治下にあった時代には県外に行くにもパスポートが必要だったことなどが伝えられました。

大阪・岬中学校の生徒「今では沖縄も日本の一部なんですけど、昔は沖縄は外国としてみなされていたと知って、すごい不思議な気持ちになりました」

大阪・岬中学校の生徒「沖縄戦を経験した人とか、戦争を経験した人は減っていくのは当然やと思うから、自分が少しでも平和というのを広められる人になりたいなと思いました」

かりゆし長寿大学校OBたちは県外から来た修学旅行生と交流するのは今回が初めてで沖縄戦や戦後の沖縄について今後も若い世代に伝えていきたいと意気込んでいました。