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県内の料理人たちが料理のジャンルを超えて腕を競う大会が初めて開かれ、きょう、初代グランプリが決まりました。
大会は、熱意溢れる料理人たちが料理の垣根を超えて技術や表現力を高め合うとともに沖縄の食文化を国内外へ発信していこうと沖縄県調理師会が企画したものです。
第一回目となった今回は、県内から10年以上の経験を積んだ料理人40人がエントリーし、審査の結果、ロワジールホテル那覇所属の當山翔太さんが初代グランプリに選ばれました。
當山さんが手がけた作品は、マグロや和牛などを使った中華料理で、食材の持ち味をバランスよく取り入れ、さまざまな食感や味の変化を楽しむことができるほかしっかりとしたストーリー性が感じられる点が高く評価されました。
グランプリ受賞ロワジールホテル那覇・當山翔太さん「こういうものを作りたいという気持ちを突き通すことをやってきたので、そこをずっとこれからも、ぼくだけではなく、チームみんなに共有できる人になれたらいいと思います」
主催者は、今後もこのような機会を通して、飲食産業の活性化と観光立県沖縄の将来を担う料理人の人材発掘と育成に取り組んでいくということです。