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デジタル技術を活用し業務の変革を図ろうと、航空機の整備事業を手がける企業が整備士の作業状況を記録するウェアラブカメラを導入しました。
ウェアラブルカメラは、体に装着し、ハンズフリーで撮影できる小型カメラで、整備士が装着することで、作業の状況を映像や音声で記録できます。
MROJapanは、DXを活用して整備品質の向上を目指そうと沖縄セルラー電話など4社の協力を得て、2022年7月から現場に導入しました。
導入によって、整備した航空機に不具合が発生した場合に、記録した映像を確認することで原因の究明や再発防止策の策定ができるほか、万が一、工具を紛失した場合にも工具の早期発見が期待できるということです。
さらに、工場内に安定した通信環境を整えたことで、記録した映像データがクラウドにアップロードされ、2年分保存できます。
MROJapanでは、今後、蓄積したデータを技術指導に活用するなど生産性の向上につなげる方針です。