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玉城知事は5月19日、国が建設を強行に進める辺野古新基地周辺の3区長らと就任後、初めて面談しました。

玉城知事は5月19日名護市の辺野古区公民館を訪ね、久辺3区と呼ばれる辺野古、豊原、久志各地区の区長や行政委員長などと面談しました。

久辺3区は、国が建設を強行する辺野古新基地に隣接していて来県する防衛大臣や官房長官など政府との面談を繰り返していましたが、知事との面談は就任後初めてで、区長らからは、県との距離を感じる発言も出ていました。

島袋茂・辺野古区長は「日本政府には久辺3区に寄り添う姿勢を示していただいております。仲井真知事時代、久辺3区にお越しいただいたのを最後に、知事の久辺3区への訪問がなく、次いつ知事がお越しになられるのかという気持ちでおりました」と述べました。

面談は、冒頭のみ公開されたその後、非公開で行われました。面談後、玉城知事は報道陣の取材に応じ、面談で県側が新基地建設をめぐる国との裁判について説明したほか、区長らからは、「基地建設の反対運動にも区民の間では様々な考えがある」などの言及があったということです。

また知事は、今後も、現場へ足を運び意見交換を続けていきたい考えを示しました。