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陸上自衛隊で九州・沖縄地方の部隊を束ねる西部方面隊の山根寿一総監が19日、県庁を訪れ玉城知事と面談しました。
山根総監は2023年3月に就任しており、就任あいさつで県庁を訪問しました。4月に宮古島で起きたヘリの事故についてはあらためて謝罪するとともに捜索での下地島空港の使用など県の協力に感謝していました。
面談で、玉城知事は3月の石垣駐屯地の開設や与那国駐屯地への地対空ミサイル部隊の配備計画などに触れて「県民は新たな抑止力について不安を強く抱かざるをえない」として、自治体への情報提供などを求めました。
これに山根総監は「抑止力を高めるうえで地元の理解は大前提」として、情報提供や説明につとめる姿勢を示しました。また、山根総監は県側に災害対応の危機管理職員に自衛官OBを候補とすることや新入隊員募集への協力などを求めていました。