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ペリーが見た沖縄の風景や幕末に活躍した人々の姿を紹介する展示会が17日から首里城で始まりました。

この展示会は龍馬ブームで幕末の歴史に注目が集まる中、ヨーロッパのアジア進出や薩摩藩の政権抗争などに揺さぶられていた琉球の歴史についても知ってもらおうと企画されたものです。

会場では、ペリー提督が琉球に立ち寄った際、随行のドイツ人画家が手がけた版画20点が公開されていて、およそ160年前の中城城の姿や庶民の生活ぶりに触れることができます。

また高い英語力でペリー提督と互角に交渉したという牧志朝忠なども紹介されていて、変革の波にあった当時の琉球の緊迫した様子も知ることができます。展示会は7月6日までです。