車社会沖縄で24時間、365日。いざという時に駆けつけてくれる「JAF」ゴールデンウイーク、JAF隊員の奮闘に密着しました。
依頼主「ガソリンを入れている時にパンクしているのに気づいて」
ゴールデンウイークに増える「車のトラブル」こうしたトラブルにすぐ駆けつけてくれるのがJAFです。車のエンジントラブルに、タイヤのパンク。さらに・・・
城間隊員「アチャー!本当だね!こっちも前にぶつかっていますね」
首里で、狭い路地から抜け出せない車を発見。果たして脱出することはできるのでしょうか!?車のトラブルが増えるゴールデンウイーク。JAFに密着しました。浦添市にあるJAF沖縄支部。こちらは入社8年目の城間隊員。実は彼・・・
入社1年目 城間隊員「あっ!?豊見城高校のところか、道間違ったな・・・」「道、間違えっちった」「すいません。道を間違えました」
QABでは、7年前、入社1年目の彼を取材していました。
依頼主「キー?キー?」入社1年目 城間隊員「あっ!?オッケー」何と鍵の渡し忘れ。少しおっちょこちょいのところもありますが、そこはご愛嬌。あれから7年。今は班長という立場で、チームを率いるリーダーです。そんな城間隊員に、早速、応援要請が入りました。しかし・・・
城間隊員「いろんな物を忘れている。ショックスショックス」「免許不携帯」ディレクター「大丈夫ですか?」城間隊員「忘れ物をたくさんしました」「またおっちょこちょい、忘れ物をやられるな・・・」
撮影が入って少し緊張気味の城間隊員。さて、気を取り直して、現場に向かいます。
SE:現場到着
城間隊員「こっちですかね。パンクして・・・、パット見た感じは今、完全につぶれているわけではないので」「どこから空気がもれていると思います」
依頼主「色々、予定があったが、潮干狩りとか」潮干狩りの予定が、車のトラブルで急遽、キャンセル。タイヤパンク修理の見学に変わりました。
城間隊員「これだ!」依頼主「また、刺さっている!」城間隊員「多分、別のところだが」
ディレクター「前がこちらですか?」城間隊員「はい。前はこちらです」ディレクター「めっちゃ近いところにあるんですね」城間隊員「めっちゃ近い」
依頼主「パンク修理の仕方は見たことないね」「以前はスタンドに持っていって、お願いしますって感じだったで目の前で直してくれるってすごいよね!」
興味津々スペアタイヤがなかったため、このタイヤを一旦、応急処置。補修材で穴を塞ぎ、空気を入れていきます。およそ15分で修理完了です。
依頼主「楽しかった」ディレクター「どこが一番楽しかった?」依頼主「グッグッグってボルトを締める所」
さらに、こんな特別な体験も。
城間隊員「どんなかな・・乗ってみる?」依頼主「かっこいい!なんか、これはこどもの日ですね!こどもの日のイベントですね!」
子供「すげー!こう運転するんだ!」
城間隊員「ありがとうございました!失礼します」作業が終わったのも束の間。すぐ、次の依頼が。場所は首里山川町。車が狭い路地で立ち往生。何とかしてほしいという要請。すぐに現場へ向かいます。
城間隊員「多分、上の狭いところだと思う」依頼主「今日は告別式だった。それでお花屋さんと一緒に同乗していて、お花入れた後に、バックで出ようとしたらタイヤが滑っちゃって、タイヤの間にものを挟んだが、全く、空回りして・・・」
城間隊員「アチャー!本当だね!こっちも前にぶつかっていますね」「こっち側が浮いている状態ですね」
駐車場からバックで出ようとしたところ、後ろのタイヤが浮いて、空回り。切り替えして、前に抜け出そうとするも、壁に激突。ここから身動きが取れないということです。早速、レッカー車をワゴン車の前に持ってきて、作業スタートです。
城間隊員「電信柱とるか・・・ワイヤーで引っ掛けてここにちょっとずつ下げる。ただ、こいつだと角度がつくので、滑ってズズズって滑る恐れがある」
城間隊員の作戦はこちら。JAFの車のワイヤーを電信柱にかけて、ワゴン車に取り付けます。そして、そのワイヤーを引っ張ることで、ワゴン車をバックさせ、脱出させようということです。
城間隊員「ちょっと引きます!」ワイヤーで引いている音城間隊員「こっちに引かれるか・・・角度が足りないな・・・」「エンジン切って頂いて、他のやり方を考えます。これでは引けないですね」
ディレクター「電信柱だと引きが悪かった?」城間隊員「角度がつき過ぎていて、後ろに下げるんじゃなくて横に引っ張っている感じ。なのでもう少し向こう側から取りたい。なるべく角度をつけないで」
ディレクター「これ、強いんじゃない?どんなですか?」城間隊員「強いかな・・・ここからかかるかな・・・」依頼主「根っこに持っていったら?」城間隊員「根っこでやってみましょうか!」さらに後ろにあるポールに、引っ掛けて、再度、チャレンジします。
城間隊員「では、引っ張ります!」コントローラーを使い、慎重に動かしていきます。すると・・・
城間隊員「動いているね!ゆっくりゆっくり動いている!」「オッケー!オッケー!動いている!」玉井「車が動き出しました!!後ろに動き出しました!」「脱出成功ですね」
依頼主「さすがプロ!やっと一安心です。どうしようかなとおもっていたので。ここに住むしかないかなと・・・」
城間隊員「やっぱりお客様に喜んでいただいたりして、本当にありがとうね!っていう感謝の言葉を直接、現場でもらえるので、その時はすごいやりがいを感じます。嬉しいなって」
ディレクター「今日の帰って食べたいものってありますか?」城間隊員「そうですね。まぁ妻が作ったご飯を食べたいです」
24時間365日。いつでもどこでも駆けつけるドライバーの味方。SOSの現場に向かって今日も走り続けます。
ゴールデンウィーク、JAFへの応援要請は375件、バッテリーあがり、パンク修理が多くをしめました。