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陸上自衛隊の幹部など10人が乗ったヘリコプターが宮古島周辺で消息を絶った事故で、防衛省は、5月8日、死亡が確認された隊員の氏名を新たに1人公表しました。

身元が判明したのは、第8師団第8飛行隊に所属する宮本敬士2等陸曹、34歳です。

2023年5月1日に引きあげられましたがその後、死亡が確認されていました。これにより、みつかった6人全員の身元が判明しました。いまだ4人は行方不明で、自衛隊による沿岸部の捜索と民間の調査船による海底の捜索が続けられています。

ヘリの機体は2023年5月2日、フライトレコーダーと共に主要部分が引きあげられ5月7日に熊本県の陸上自衛隊・高遊原分屯地に移されました。今後、陸上自衛隊の事故調査委員会が調査にあたります。