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普天間基地の移設問題で、衆議院の沖縄北方特別委員会が12日に普天間基地を視察し、宜野湾市の市長や市議会議員らと意見交換しました。

衆議院沖特委は、宜野湾市の嘉数高台から市街地の真ん中にある基地を視察。伊波洋一市長から現状の説明を受けました。

伊波市長は、アメリカ軍が2010年1月からグアムのアンダーセン空軍基地に、普天間のヘリ部隊用の施設に着工したと説明しました。

伊波洋一宜野湾市長は「普天間のヘリ部隊の駐機場、格納庫施設、兵舎施設です。ぜひそこを読み取っていただき、解明をして、本当の意味で沖縄だけでなく、国内に新たなヘリ基地が必要であるのかどうか」と訴えていました。

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また一行は、宜野湾市役所で伊波市長や市議会議員らと意見交換。沖特委の委員からは騒音問題や基地の跡地利用計画などについて質問があがりましたが、市議会議員からは騒音問題だけでなく、エンジン調整の排気ガス問題が健康面で深刻な状況にあり、国会で取り上げてほしいと要望が出ました。