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沖縄県内で新型コロナが増加傾向にあることから、4月29日から始まるゴールデンウィークを前に、玉城知事が予防策の徹底を県民に呼びかけました。
玉城知事「(GW)連休中は様々なアクティビティー活動を通じて県民の活発な交流が行われることから、連休後に感染者数が増加する傾向が見られています」
沖縄県内では4月中旬ごろから感染者が増加傾向にあることから、玉城知事は4月29日から始まるゴールデンウィークを前に「連休期間は県民一人ひとりの過ごし方が重要」と感染対策の徹底を改めて呼びかけました。
4月27日の新規感染者は254人で先週より56人増えていて3日連続で200人台となっています。直近1週間の感染者は1393人で人口10万人あたりだと93.78人と全国平均を大きく上回っています。4月27日時点で病床使用率が11.9%と先週から3.9ポイント上昇しました。
医療がひっ迫する状況にはまだ至っていませんが、「今後の動向を注視する必要がある」と県が警戒していることから、本島地域の医療フェーズが3Aから「3B」に1段階引き上げられました。
玉城知事「連休後の感染拡大を抑えるためには連休期間中における県民1人ひとりの過ごし方が重要となります。ゴールデンウイークを安心して楽しく過ごすためにも、引き続き基本的な感染対策をよろしくお願いいたします」
玉城知事は「高齢者や重症化リスクの高い人は死亡することもあり決して侮ってはいけない」と注意を促し、体調が悪い時に外出しないことや、手洗いやマスクの着用といった基本的な予防策の継続を呼びかけました。