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仲井真知事は、平野官房長官から3段階の移設案を提示され「勝連沖埋め立て案はまず無理」との考えを長官に伝えたことを明らかにしました。

仲井真知事は9日の定例記者会見で、平野官房長官が徳之島と、シュワブ陸上への分散後、勝連沖を埋め立てる3段階案を提示したとされることについて次のように述べました。

仲井真知事は「例えば徳之島は確かに検討してはおられるようですが、いったいいつ頃どんな形で確実なものになるのか。ホワイトビーチに至ってはどういうふうにいつ頃どんなふうに確実なものになるのか。おそらく僕はまず無理でしょうと」話しました。

仲井真知事は「全貌がまったく分からない」として、政府としてのまとめが進む段階で説明を求める考えを示しました。一方、4月25日に開催される県民大会への知事の参加について、県政与党と相談して検討したいと明言を避けました。