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防災無線から突然、放送が流れたので驚かれた人もいたのではないでしょうか?

北朝鮮が計画を発表している軍事偵察衛星の発射に対応するため、国は4月26日県全域を対象に緊急情報を伝えるJアラートの訓練を行いました。

国から届いた情報を確認する県庁職員。4月26日午前11時、全国瞬時警戒システム・Jアラートを使用して国から地方自治体に緊急情報を伝える訓練が実施されました。今回の訓練は、北朝鮮による偵察衛星の発射計画が発表されたことを受けて行われたものです。沖縄本島をはじめ、石垣島や宮古島などの離島を含む全41市町村が対象となり、情報を受けた各自治体では防災行政無線などを通じ住民に情報が伝えられました。

防災行政無線・名護市では「これはJアラートのテストです」

石垣市役所でも「これはJアラートのテストです」が流れました。

県防災危機管理課・豊里友茂副参事は「本日、国においてJアラートの機器の点検等を目的とした試験が実施されました。県のJアラート端末においては正常な動作を確認いたしました」と話しました。

県は、Jアラートで情報を確認した際、屋外にいる場合は近くの建物の中へ避難するか、建物がないときは、物陰に身を隠すか地面に伏せて頭部を守ること、屋内にいる場合には窓から離れ窓のない部屋に移動することなどを呼びかけています。

県によりますと4月26日実施された訓練について伊是名村で音声トラブルがあったものの、再度設定を行い、正常に作動することが確認出来ているということです。