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沖縄水産高校は、サンゴの死骸などに微生物が付着する「ライブロック」を人工的に作り製品の変化や影響などを企業と共同研究することになりました。
この取り組みは沖縄水産高校・海洋サイエンス科の生徒7人が製作する人工ライブロックについて海水魚や淡水魚の販売などを扱うペットボックスグループとアクアプランニングの2社と共同で日光の強弱が製品が及ぼす変化や水質、飼育生物への影響などを調査するものです。
ライブロックの原料は浄水場から軟水にする際にできる炭酸カルシウムの副産物の生成ペレットや2021年、県内に大量に漂着した軽石などを利用します。
沖縄水産高校海洋サイエンス科3年生の坂本悠輔さんは「人工ライブロックをより深く研究していき天然ライブロックに引けを取らない人工ライブロックを製作していきたいです」と話します。
研究に必要なセメントや水質検査キット、遮光ネットなどは企業から提供されることになっていてオキナワビアンコの宮城課長は「沖縄の環境問題の解決に繋がる」と期待を寄せました。
生徒が製作した人工ライブロックは今後、2店舗で販売される予定です。