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北朝鮮が計画する軍事偵察衛星の発射に備えて破壊措置準備命令が出たことに伴い、自衛隊は23日から、沖縄にPAC3地対空誘導弾パトリオットの関連機材などを運び込んでいます。
与那国町役場によりますと、23日午前、与那国空港に自衛隊の輸送機がミサイル関連とみられる車両を運び込んだとのことです。車両は1台で、車体には危険物を示す表示も確認されました。車両は町内の自衛隊駐屯地に向かったとのことです。
また、県によりますと24日も新石垣空港と与那国空港に自衛隊機飛来の予定があり、ミサイル関連の機材搬入とみられます。
23日午前、福岡県の博多港では民間のフェリーにミサイル関連の車両が積み込まれていますが、この船は与那国島に向かっているものとみられます。こうした動きを受けて、玉城知事は24日午前、次のように懸念を述べました。
玉城知事「(政府への)要望はやはり、しっかりと情報共有を迅速に行っていただくことと行政や住民に対する説明はしっかり尽くしていただきたいということですね」
一方、宮古島市には24日午前航空自衛隊関係者が訪れ座喜味市長にミサイル搬入の予定を説明しました。市長によると搬入は25日と27日でミサイル発射機など35台程度を島に持ち込むとのことです。