こんにちは、スポーツです。九州女子サッカーリーグが開幕し県勢チームや選手たちが活躍を見せました。子どもたちに走る楽しさを伝える「アスリート工房かけっこ教室」と合わせてどうぞ!!
九州女子サッカーリーグ1部で昨シーズン4位だった県勢琉球デイゴス。今季は優勝争い、そしてなでしこリーグ入りを目指しホームで開幕を迎えました。
琉球デイゴス山城見友希主将「結果にこだわってまずは1勝できるように頑張る」
対するは熊本の秀岳館高校。社会人クラブとも対戦するリーグでも昨シーズンはデイゴスの1つ上の3位。また沖縄出身の選手も数多く在籍しています。
秀岳館高校3年(うるま市出身)金城未亜選手「リーグ戦で(攻守の)バリエーションを増やしながら総体や選手権にもつなげられるようにしたい」
まず主導権を握ったのは青の秀岳館でした。前半12分は右サイドから。秀岳館11番の金城が上げたボール。デイゴス必死のディフェンスも18番吉岡が押し込み、秀岳館が1点リードで試合を折り返します。
そして後半。ホームのデイゴスは攻守で積極的に間を詰めてきました。
琉球デイゴス山城見友希主将「負けている状況でもあったので前から(プレッシャーをかける)というところで相手ミスを狙いながら自分たちのリズムをつくっていこうという感じで行った」
秀岳館ディフェンスに圧力をかけながらコーナーキックを獲得。ここで・・同点のヘディングシュート。決めたのはデイゴス2年目のディフェンダー田中!
琉球デイゴス田中佑奈選手「(相手選手を)ブロックしつつ自分のところに(ボールが)来たら行かないといけないので決まった時はうれしかった初得点だったのでデイゴスに来て」
勢いに乗ったデイゴス。とたんにシュートチャンスが増えました。声でプレーでチームを鼓舞するキャプテン山城。これは惜しくもバーの外側。
一方、デイゴスの猛攻を耐えた秀岳館は空いたスペースから攻め上がるとロングシュートのこぼれ球 詰めていたのは11番金城。
秀岳館高校金城未亜選手「こぼれ球を狙えるようにあとは止まらずにボールに向かって走っていたら流れてきたので後は決めるだけだった。」
結果これが決勝点。アウェイながら秀岳館がデイゴスを振り切り初戦をものにしました。
秀岳館高校金城未亜選手「開幕戦を勝ち切れたことで次の自信につながったと思うしレベルアップにもつなげられると思うので勝ち切れて良かった」
琉球デイゴス山城見友希主将「ああいう(良い時間帯の)ところを決めないと勝ちにはつながらないので惜しいではなくてあれ(シュート)を決め切れる力を出していきたい」
今年の九州リーグ1部は8チームによるリーグ戦が11月末ごろまで行われます。
かけっこ教室
きのう沖縄セルラ―パーク那覇で行われたのは陸上クラブアスリート工房が開いたかけっこ教室。クラブに通う生徒だけでなく、他のスポーツをしていたり体を動かしてみたい子どもたちにも速く走れるコツを楽しみながら伝えるものです。
実に540人余りの子どもたちが参加しアスリート工房で指導する現役陸上選手たちと一緒に走ったりトレーニングでのコツを学んだりしました。
親子で参加・お父さん「親は連れてきただけだが見ていると一緒にやりたくなるこういう雰囲気は良いなと思いながら参加している」
男の子「(いつもは)卓球などをしている(アドバイスで)速くなったなぁという気持ち」
またアスリート工房代表の譜久里武さんは先月末にポーランドで行われた世界マスターズ室内陸上の50歳から54歳クラス60mで獲得した銀メダルを子どもたちに披露しました。
アスリート工房譜久里武代表「アスリート工房としても定期的に(県内)各地でかけっこ教室をこれから開催していって、たくさんの子どもたちに走ることを楽しんでほしいということを続けていきたいと思いますので・・」
思い切り走る子どもたちの充実した表情がたくさん見られるイベントとなりました。