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陸上自衛隊のヘリコプターが沖縄県宮古島周辺で消息を絶ってから4月13日で1週間です。事故の発生直後から24時間態勢の捜索活動が進められていますが依然として乗っていた10人の行方はわかっていません。

松村かれん記者「自衛隊のヘリが行方不明になってからきょうで1週間です。きょうも朝から自衛隊や漁船による捜索活動が行われています」

4月6日に宮古島周辺を飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶ち乗っていた10人の行方はわかっていません。事故の発生から1週間となった4月13日も朝から自衛隊や海上保安庁、地元の漁協関係者などが捜索にあたっています。

これまでの捜索で消息を絶ったヘリのものとみられる機体の一部や乗っていた隊員のヘルメットなどは見つかっていますが隊員の安否につながる手がかりは依然として得られていません。

吉田統合幕僚長「残念ながら現時点において、要救助者10名の発見には至っておりません。引き続き我々は捜索救助活動を継続し一刻も早く、要救助者の発見に努めてまいりたいと思ってます」

水中の捜索は海底の地形が複雑になっていることなどから捜索が難航しています。自衛隊は今後も、可能性のある、あらゆる手段を投入して探索をより強化していく方針です。

一方で、今週に入ってから伊良部島の漁協関係者が捜索に協力してきましたが漁協として漁船を出して捜索に協力することは4月13日で一旦終了するということです。

有力な手がかりがなかなか得られないなか事故の発生から1週間が過ぎました。自衛隊は捜索する範囲を広げながら10人の発見を急ぐとともに事故の原因について調査を進めています。