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沖縄のスポーツ選手や指導者の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」。きょうは20回目です。「沖縄スポーツマネジメント」に所属するアスリートから今回は、こちらの方にお越しいただきました。自己紹介をお願いします!

熊澤伸哉選手「こんばんは、熊澤伸哉(くまざわ しんや)です。よろしくお願いします」

アスリートフォーカス 第20回 心技体の伝道師 熊澤伸哉さん

よろしくお願いします!!熊澤さんはこれまで国内外のリングで戦ってきた格闘家です。さらに二足どころか三足のわらじを履いて活躍中です。まずは格闘家としての熊澤さんをVTRでご紹介します。それでは一緒に行きますよ!せいの!! アスリートフォーカス!!

浦添市出身の格闘家 熊澤伸哉(くまざわ しんや)さん。格闘技の大会「ジ・アウトサイダー」70kg以下級「武勇伝」72kg以下級などで王者となるなど活躍。41歳のいまも現役選手として腕を磨き続けています。

熊澤伸哉選手「強くなりたいという思いが消えない仕事や家族や年齢を言い訳にせず素晴らしい選手たちと一緒に現役でできるからこそ意味があると思うので」

稽古仲間はレスリングやテコンドーなど出身や専門はさまざま。ですが共に競い高め合う熊澤さんの思いに共感し集まっています。

5月後楽園ホールで試合予定 安谷屋智弘選手「格闘技でも結果を出している先輩なので本当に尊敬していて、いろいろとサポートしてもらっているので」

沖縄県テコンドー協会松原誠副会長「武を追求する素晴らしい方だと思う。沖縄の武術をいろいろなところに広めようとしている」

実は熊澤さん、空手を始め沖縄のさまざまな武術の達人たちを訪ねて教えをこう様子を動画にしているYOUTUBERでもあるのです。

アスリートフォーカス 第20回 心技体の伝道師 熊澤伸哉さん

熊澤伸哉選手「この世の中にはマンガみたいな人がいる。人体にこんな可能性があるんだとかまだ知らない世界があるんだとか、国宝級の先生たちの生き方が、そうなれるように日々努力している」

以下、スタジオトークは動画をご参照ください。

かわっては熊澤さんのもう一つの顔をご紹介します。それでは行きます せいの!アスリートフォーカス!!

格闘技の練習と同じ場所、ですが駆け回るのは子どもたち。実はここ、那覇市にある児童発達支援の事業所なんです。熊澤さんは運営者として子どもたちと体を動かしながら心身を育むトレーニングを手掛けています。

アスリートフォーカス 第20回 心技体の伝道師 熊澤伸哉さん

熊澤伸哉さん「僕も小さいころそうだったが勉強からは嫌だった子どもはエネルギーに満ち溢れているので、とにかく運動で発散してリフレッシュしてもらって、あとはやはり運動すると集中力が上がるしいろいろな感覚も研ぎ澄まされるので子どもたちもスムーズに誘導しやすい」

生活のため格闘技選手の傍ら高齢者や子どもたちのデイケアの仕事を続けていましたが、アスリートとしての経験が子どもたちの成長に役立つのではないかと事業所を立ち上げました。

通う子どもたち・男の子「一緒に虫を捕まえたり困った時には話をしてくれるのがとてもいい!」女の子「一緒にスポーツをやったり相談に乗ってくれてポジティブに解決してくれるそういうところが(通っていて)楽しい」

熊澤伸哉さん「もちろん運動も勉強もたくさんやるけど一番大事なのは相手を思う気持ちであったり、自分を愛する気持ちが大事だよということでみんなやってくれているので」

子どもたちからクマ先生と呼ばれる熊澤さんに今度は子ども支援における夢を伺います。

子どもたちのエネルギーを発散して勉強に集中してもらうということでしたが運動を通して子どもたちへの指導で大切にしていることは何ですか?

以下、スタジオトークは動画をご参照ください。

沖縄県こども福祉センター 検索」ウェブサイトもありますので関心のある方はぜひご覧下さい。

熊澤さんが所属する沖縄スポーツマネジメントのチャンネルもどうぞご覧下さい。アスリートフォーカス、きょうのゲストは熊澤伸哉さんでした。ありがとうございました。

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アスリートフォーカス 第20回 心技体の伝道師 熊澤伸哉さん

アスリートフォーカスの話題を続けます。先月ご紹介したマスターズ陸上の譜久里武(ふくざと たけし)選手が先月末に行われた世界大会で銀メダル、同じく県勢の矢野昌幸(やの まさゆき)選手が金メダルを獲得しました。

ポーランドで行われた世界マスターズ室内選手権60m。50~54歳までのM50クラス決勝に進んだ陸上クラブアスリート工房の譜久里武選手。スタートダッシュに成功しトップ争いを演じます。最後はアメリカの選手に差し切られましたが7秒29でこのクラスの日本記録を達成。堂々の銀メダルです。

アスリート工房 譜久里武選手「負けたことは悔しいが、堂々と世界2位なので胸を張って帰りたい」

また39歳から35歳までのM35クラスでは陸上クラブGROWTH(グロース)代表の矢野昌幸選手(やの まさゆき)も予選を勝ち抜き決勝へ。見事6秒88で金メダル。さらにこちらも室内日本記録を更新しての世界一となりました。

GROWTH 矢野昌幸選手「アウトドアの試合で100mがメインなので、そこにつながるような練習を精進してやっていきたい」

沖縄の指導者兼選手たちの活躍は陸上のさらなる活性化にもつながます。