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やんばるでこの時期に見られる珍しい植物が花を咲かせています。幻の花ともよばれるイルカンダ、咲いているのは、今帰仁村の国道沿い、うっそうと茂った木々のなか。
「あーすごい、あそこにもある」と歓声をあげる。通行人が珍しそうに見上げるマメ科の植物「イルカンダ」は、周りの木に、つるを巻きつけながら成長し、深い紫色の花を咲かせます。
花が無数に垂れさがるさまは、ブドウの房のようにも見えます見物客は「不思議なお花ですねー、見た感じ」と言いました。
地元の人は「ここまで咲いているのは、初めてで。びっくりですね。」と答えました。
イルカンダという名前は、沖縄の方言で色を「イル」、カズラを「カンダ」ということからその名がついたとされています。
2023年5月中旬までやんばるの林道などで見られるということです。