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2009年度、沖縄本島で収集された沖縄戦で亡くなった人達の遺骨の納骨式が29日に糸満市摩文仁の国立戦没者墓苑で行われました。納骨式には県や5市町村の関係者らが参列しました。

式では、厚生労働省社会援護局の手嶋勝室長補佐が「二度と悲惨な戦争を引き起こさないよう努力してまいります」と哀悼の言葉を述べ、献花のあと、2009年度中に本島各地で収骨された173柱が納骨されました。

遺骨収集ボランティア国吉勇さんは「やっぱり安らぎます。納骨式に参列して、よかったねという思いです」と話しました。

県によりますと、2009年度に収骨した173柱をあわせ、納骨堂に納められ遺骨は累計で18万4284柱となります。