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うるま市の漁協も猛反発です。普天間基地の移設先に勝連半島沖が取り沙汰されている事を受け、漁協の組合長らが25日、建設反対の嘆願書を市長に手渡しました。嘆願書を持ってうるま市役所を訪れたのは、市内の5つの漁協の組合長です。
このうち勝連半島沖に最も近い勝連漁協の赤嶺組合長は「1000haを超える海上基地が建設されると日本一の生産量を誇るもずく漁は大きな打撃を受け、多くの漁師が職を失う」と訴えました。そして5つの漁協を代表し、建設に反対する嘆願書を島袋市長に手渡しました。これに対し島袋市長も「いま以上の基地は負担できない」と述べ、今後、一枚岩となって基地建設に反対することを確認しました。
勝連漁協赤嶺博之組合長は「なぜ10年前にも猛反対があって断念した建設案にも関わらず、あえて勝連沖を政府が提案したか、私には不思議でたまらない」と訴えました。
うるま市では25日午後7時から勝連半島沖への基地建設に反対する市民集会も開かれます。