こんにちは春のセンバツ高校野球がきょうは雨のため中止となり全日程が順延となったことで沖縄尚学の2回戦もあさってに変更となってしまいました。チームの主将は「1日調整ができる日が増えるプラスしかない」と前向きに捉えているようです。現地から沼尻アナウンサーのリポートです。
きょうの関西地方は前日から強い雨が予想されていたこともあり、大会本部は午前6時にきょう予定されていた3試合の中止を発表しました。それに伴い、全日程が順延となりあすだった沖縄尚学の2回戦も一日ずれ込みました。
鳴尾浜臨海公園野球場
沼尻キャスター「天候不良のため沖縄尚学の2回戦も順延となりましたがその2回戦に向けて、雨が振る前にすでに体を動かしています」
沖縄尚学の選手たちは、バッティング練習やノックを行い、2回戦へ、調整を続けていました。
沖縄尚学 佐野春斗主将インタビュー(23日)「1日調整ができる日が増えただけなので、プラスしかないかなと思います。どんどん良くなっていると思いますし、もう一回あの素晴らしい球場で試合ができるというところで一人ひとりのモチベーションもすごくあがってきて良い雰囲気でできていると思います」
初戦からは1週間空くことになりましたがこの間、チームは1回戦での成果と課題を胸に練習を積んでいます。
比嘉公也監督(21日)「直近の神宮大会(去年秋)ではリードを守れずにゲームが終わったというのがあったので、そういった意味でいうと(1回戦を)勝ちで終わらせたというのは評価できるかなと思います」
去年秋の神宮大会で逆転サヨナラ負けを喫してから1球の重みを大切に一冬超えたチームは1回戦を1点差で勝ち切り、成長を見せました。大舞台でつかんだ勝利で勢いに乗って挑みたい2回戦!
打撃ではチャンスでの一振りで満塁ホームランを放った仲田侑仁が、練習でも快音を連発!!期待が高まります。
仲田侑仁選手(21日)「(2回戦も)打点を稼ぐことを意識してチームに流れを持ってこられるバッティングができたらいいと思います」
その一方で、1回戦で悔しさを味わった選手もいます。
宮平良磨選手(21日)「ショートで取れる打球を取れなくて2失点してしまったので次の試合ではチャンスがあれば取れるアウトを確実にとっていきたい」
1回戦で失点につながるエラーをしてしまった宮平良磨は、2回戦へ向け、練習では全体のノックに加えて比嘉監督から個別で指導を受けるなど、雪辱に燃えています。
宮平良磨選手(21日)「絶対ノーエラーで良いプレーをしてチームに流れを持ってこられたらと思っています」
1回戦の経験を力に変えて挑む沖縄尚学の2回戦はあさっての第1試合で北海道のクラーク記念国際と対戦します。
2回戦前日となるあすは対戦校のクラーク記念国際がどんなチームなのかそして沖縄尚学がどんな対策をしているのか、お伝えする予定です。