※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
双方の連携が緊密に行えたと訓練実施の意義を強調しました。自衛隊とアメリカ軍が南西諸島周辺で実施してきた共同訓練が3月12日で終了し、閉会式が開かれました。
日米共同訓練「アイアン・フィスト」は2023年2月16日から沖縄のほか大分、鹿児島で訓練が行われていました。県内では、ブルー・ビーチ訓練場やキャンプ・ハンセンなどで着上陸訓練などが行われました。
およそ1か月間行われた訓練の閉会式が3月12日、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」で行われ、その中で自衛隊とアメリカ軍双方の連携が緊密に行えたと強調しました。
陸自・梨木陸将補は「より運用に直結する実際的な日米共同での水陸両用作戦の実効性を向上させることができた」と述べました。
米軍・フレデキソン准将は「今後、陸自や海自との訓練機会を拡大することで両軍が作戦的に挑戦し侵攻を抑止し地域の危機に対する能力と準備態勢をさらに強化することを期待する」と述べました。
これまでアメリカで行われていた日米共同訓練が今回、初めて日本で実施されました。訓練は離島などでの上陸作戦を想定したものになっていました。今回の訓練で見えてきた日米の狙いなどについて3月14日、詳しくお伝えします。