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公共施設や商業施設にある「車いすマークがついた駐車場」の適正利用を促すために沖縄県が2022年に導入した制度を知ってもらう中学生向けの出前授業が豊見城市で行われました。
伊良波中学校の出前授業では障がい者や高齢者、妊婦といった長く歩くことが困難な人たちに優先駐車場を利用できる証明書を交付する「ちゅらパーキング利用証制度」について1・2年生17人が駐車スペースを青く塗る体験などを通して学習しました。
バイク事故で首の骨を損傷して車いす生活になった三代達也さんが車の乗り降りを実演しながらなぜ優先駐車場の幅が広くなっているのか説明しました。
車いす利用者・三代達也さん「みんなだったらさ、この幅で入れるよね、車。(車いすで車のドアに近づく)入れないのよ。入れないからドアを全開にしないといけない」
男子生徒「車椅子利用者の悩みや考えを自分の中にも入れて、支えられるようにしたい」
沖縄県は「ちゅらパーキング利用証制度」を多くの人に知ってもらいバリアフリーへの意識を高めていきたいとしています。